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入れ歯について

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歯が抜けたままになっていると、どうなるでしょうか。(1)

歯が抜けてそのまま放置したらどうなるのか、其のことを順番に列記しましょう。

1、よく噛めないと体や心の健康に大きく影響します。

2、歯が無くなれば、そこでよく噛めないので咀嚼効率が落ちてしまいます。

3、抜けたところに向かって隣の歯が将棋倒しのように倒れ込み、歯並びが乱れ、これが虫歯や歯周病の誘因にもなります。

*、左のレントゲンの画像のように、第一大臼歯が抜けたままになっていたので、その左側の2本の大臼歯が右の欠損部に向かい、大きく傾斜してしまいました。

歯が抜けたままになっていると、どうなるでしょうか。(2)

4、噛む相手の歯が無いと、歯は今までの位置より挺出してやはり同じような結果に誘導されます。

*、左のレントゲン画像の右端の歯のように、相手の歯が無くなるとそこに向かって挺出します。
歯は意外と簡単に傾斜・移動してしまいます。(この場合、顎関節症になる恐れがあります。)

タイトル歯が抜けたらどうなるでしょうか。(3)

5、歯が抜けて歯並びが乱れた状態を元どおりに治すには矯正治療をする時があります。この治療は期間がかかります。

*、左の画像は歯が抜けた所を矯正している所です。

6、抜けた所がそのままだと外から見て審美性に問題が生じますし、

7、或いは空気が漏れて発音に障害が起こる場合もあります。

歯が欠損した所を放置せずに回復する方法があります。

歯が抜けたらそのまま放置せずに、咀嚼や審美性などの回復を積極的に行った方が宜しいかと思われます。
その欠損した所の回復法はおよそ3通りあります。
それは、

以下より順次その説明をします。

(1)ブリッジ。

前述の3通りの中で、
(1)、のブリッジ法は現在、それ程行われていません。

この方法は抜けた歯の両隣接歯をかなり削ります。今はできるだけ歯は削らない方向に向かっているので、ブリッジは第一選択にはなっていません。

しかしもうすでにこれが削られて差し歯になっている場合や、ブリッジのやり直しの時などではこの治療法が活用されます。とても精密な作業が要求されます。

*、レントゲンの画像は、中央の歯が無くなったので、其の両脇の歯を削って3歯連結のブリッジを装着したものです。

(2)インプラント。

(2)、のインプラントは大変に有効な治療法です。今は欠損時の回復にはこのインプラント方が第一選択になっている程です。

これについてはこのシリーズの、
1、「インプラントについて」をご覧ください。

左のレントゲン写真は2本のインプラントに囲まれて新しいインプラントを埋入した所です。ここにこれから噛めるように、冠を被せます。

(3)入れ歯

今回は(3)、の入れ歯について、の話をさせて戴きます。

歯が抜けた後にこれを回復する時、歯を削るブリッジ法は避けたい、或いは様々な理由でインプラント法もできない時があります。

そのような時、入れ歯は実は一番伝統的な方法であり、江戸時代から続いている「クラシック」な治療法です。しかしながらこの治療法をうまく運用すると、かなり良い成績を挙げることができます。現代の入れ歯は、大変に進化しているので、一般に思われているより遥かに快適に馴染んでよく噛むことができます。

高齢化社会

現在の日本は高齢化社会です。
大変目出度いことですが、いつまでも健康であることが増々大切になってきました。
体の寿命と健康寿命とができるだけ近づくことが望まれる時代になりました。
何時までも健康でいるためには、このシリーズの「基本的な健康法について」にも記載しましたが、日ごろから深い呼吸を心がけることと、食事の時はよく噛むことがとても重要です。
食べ物を一口入れたら、たとえ柔らかいものでも、少なくとも20回は噛み続けましょう。この習慣を身に着けると意識がハッキリします。高齢で意識が混濁しても、よく噛めるようになると、記憶も気力もよみがえる例が多数報告されています。
今までの無意識での咀嚼運動を、はっきりと意識の上に乗せて咀嚼と取り組むことが肝要です。

良い入れ歯をつくるには。

良い入れ歯になるためには、1、あらかじめ適切な設計をしておき、
2、精密な型を取って精密な石膏模型を作製し、
3、噛み合う時の上顎と下顎との程よい位置関係を再現し、
4、ちょうど服を誂える時に仮縫いで試着するように、完成前の入れ歯を口の中で試適して細かくチェック、調整し、
5、でき上がった入れ歯も馴染むまで何回か微調整して、初めて入れ歯が体の一部になります。
このような手順を踏まないと良い入れ歯はできません。

良い入れ歯の状態。

正確な診断と精密な作業を通してでき上がった入れ歯は痛くも無く、きつくもなく、すぐに外れたり落っこちることもなく、誠に自然に口の中に納まっており、しかもよく噛むことができるのでこれが極上の人工臓器になり、入っていることを忘れるくらいになります。

様々な入れ歯。

入れ歯も様々な形があります。
上顎だけ、下顎だけ、或いは上下ともに入れ歯の場合があります。
夫々に慎重に製作すると良い結果が待っています。
少し大きな入れ歯の場合、プラスチックだけでシンプルに作ったものもありますが、金属で基礎的骨格を正確に作った高度なレベルの入れ歯もあります。これは薄くコンパクトな構造になるので、違和感が少なくなり、自然に馴染みます。

総入れ歯について

その入れ歯の中で一番難しいのが総入れ歯です。
総入れ歯を作る時は相当気を引き締めて取り掛からなければなりません。
当院では今まで多数の総入れ歯を作ってきましたが、どれもが大変に具合が良いようです。「ほとんど何でも良く噛むことができ」、「外れることもなく」、「自然な歯並びなので入れ歯が入っていることがわからない」、と患者様方に言われています。
*、画像は上顎の総入れ歯の一例です。プラスチックで作られています。

金属を使った総入れ歯

総入れ歯をプラスチックだけでなく、口蓋部を金属に置き換えると其の厚さは十分の一くらいになるので、それだけで口の中が拡がった感じが有るのでより快適になります。
この方法は一旦プラスチックで作ったものが痛くないことを確認してから金属製のプレートに変換します。これが一番確実な方法です。

総入れ歯をつくるポイント(1)

総入れ歯を作る時にも幾つかのステップがあります。

入れ歯を作るための最初の段階、型を取ることも大変に重要なポイントです。これが足りないと貧弱な入れ歯になってしまいます。適切な綺麗な型を採取するのはかなり難しいですが、これは良い入れ歯作りの大前提です。

それより難しいのは上顎と下顎との適切な位置関係の再現です。歯を抜かれる度に上下の顎の位置関係は三次元的に変異します。総入れ歯になった時はこれが元の状態よりかなりズレているはずです。これをそのままにして入れ歯を作ってもうまく行くわけがありません。実は総入れ歯製作で一番の難関はここにあると思っています。

*、画像は下顎に装置を付けた治療用の総入れ歯です。臼歯部にフラットなテーブルをつけているのは正しい噛み合わせの位置を探るためのものです。

総入れ歯をつくるポイント(2)

当院ではこの難問題を解決するために、それ専用の治療用入れ歯を、制作過程で必ず取り入れています。これを1~2ヶ月は使っていただいて、これが教えてくれる情報を基にして、最終の本義歯を作るようにしています。

乃ち治療用入れ歯と本義歯の二つを作ることで具合の良い総入れ歯ができ上がります。そのためには申し訳ありませんが、通院回数が何回かかかります。

通院回数はかかりますが、良いものを作るにはそれが是非とも必要です。インスタントでできる相手ではありません。

*、画像は上下総入れ歯をつくるための「治療用義歯」です。下の入れ歯にフラット・テーブルを装着しています。

総入れ歯の製作は良い顔づくりにもつながります。

顔がひしゃげる入れ歯を目にする時が有ります。

*、画像に見える他医院で作られた入れ歯は、噛み合わせた時の上顎と下顎との距離が短いために潰れたような顔になり、貧相な印象を与えてしまいます。あるべき正しい位置に戻すと顔貌が豊かになり、咀嚼運動も円滑に進みます。

総入れ歯のもうひとつの目的・顔造り

上顎と下顎との、垂直的・水平的位置関係が望ましい位置関係で再現するのは、顔貌回復の大きな決め手のひとつです。
また無理なく咀嚼運動を繰り返すことができる大切なポイントにもなるので、正しい噛みあわせの位置関係を探ることが大変に重要です。
当院は総入れ歯をつくる時は必ず治療用入れ歯などを活用しています。

入れ歯とインプラントとの併用法。

また、入れ歯とインプラントとを併用する時があります。
事情が許されればこの方法が最適な問題解決につながる場合もあります。
殊に下顎の総入れ歯を口の中で安定させるのが難しい時、前歯の付近にインプラントを2本くらい埋入すると、磁石の磁性力でもって入れ歯が想像以上に体と一体化します。

部分入れ歯も総入れ歯も問題解決をいたします。

様々な条件があるので問題解決法もそれぞれ多様です。
より良い解決法をお望みの方はどうぞご連絡くださいませ。